金型の良し悪しは設計で決まると言っても過言ではありません。当社では、2D設計の速さと3D設計の正確さを使い分け、 スピーディで確実な設計につなげています。設計では組付部署、加工部署の工程を習熟した者をリーダーに置き、加工に易しい、 組付に易しい設計をしています。また方案設計では、CAE解析を用いて1日に6パターン程度の形状を解析し最適な形状を作成しています。
精度の高い金型部品づくりに欠かせないのが、高精度な設備になります。常に情報収集を行い、 必要に応じて、最新設備への入替を行っております。また時間、精度を左右する「段取り」に必要な冶具は、 自社で設計、製作しています。これらの結果により、最高の品質、最速の加工、最小の段取りが実現されています。
社内で製作した部品、仕入先で製作した部品及び購入品を組立図面、 3Dモデルを見て順に部品を組立ていきます。 組立には各工程にチェック項目を要し、 安定した品質を保っております。金型は重量が15tを超える大型もある為、 クレーン作業において、熟練の技術が必要となります。